光永料理長は若いときから料理人としての道を歩んでこられたと
お聞きしていますが、虎コーポレーションに入社した経緯を話して頂けますか？
はい。料理人一筋２０年、職人として料理の世界に携わってきたんですが、
自分の将来を考えていて、あるときふと、自分の人生の先が見えたように
感じたことがあったんですね。それはあまり魅力あるものには思えませんでした。
若い職人たちに技術で先を越されまいと、今の自分の状況を守ろうとする
職人独特の世界にも戸惑いを感じていたんです。
そんなとき、友人が「なかむら」の広告をもってきて、なんとなくひかれて、
まずは話を聞いてみようと思い社長とお話させて頂くことになりました。
なるほど。職人としてのご自分の将来について色々と模索していたときに
虎コーポレーションと出会ったんですね。社長と話してみていかがでしたか？
そうですね。今でもはっきりと覚えているのが、
初めて社長と面談したとき、「お客様」のことを「お客さん」とよんだ自分を社長はすぐに叱って下さったんです。そのとき感じたことは、私の料理人としての初心に立ち返らせてくれる方についに出会えたという印象でした。
また、社長の従業員を大切にする考えにも惹かれました。
社長は私に、まず大切にすべきは従業員、そしてお客様、最後に利益というお話をされたのですが、お客様を大切に思うからこそ、お客様に接してくれる従業員を大切にしたいという社長の真剣な想いを強く感じ、私も気持ち新たにこの環境で一緒に成長していきたいと感じて入社を決意したんです。
確かに、スタッフがまず人生を楽しんでいなければ、お客様を喜ばせることはできないですよね！入社後の印象に残っているエピソードも話して頂けますか？
そうですね。社員旅行は家族のような絆を感じるひとときになりましたね。
北海道に行ったんですが、あまりに幸せすぎてなんと5ｋｇも太って帰ってきたんですよ（笑）
今まで働いてきた会社でここまで、従業員にしてくれた会社はなかったのでとっても驚きましたね。社長みずから、私達を楽しませてくれ、本当に大切に思ってくれてそれを実感できる。そして、仕事以外でも職場の仲間と共に楽しむ時間を共有できて、家族になれた感じがしました。
こういう場を設けてくれることに本当に感謝してますし、改めて、ここで働いていてよかったと感じましたね。
仕事仲間と家族同様の温かさを感じれるって素晴らしいことですよね！
もちろん仕事である以上楽しいだけでなく大変なときもあるかと思いますが、
そのあたりはいかがですか？
そうですね…大変なことといいますか、私の場合は、入社してすぐに新店舗からのスタートでしたので、はじめの頃はコミュニケーションもうまくとれず、自分の仕事をこなすだけが精一杯でみんなを思いやる、協力するという余裕がありませんでした（汗）
でも、時間の経過とともに、仲間との共通認識もうまくとれるようになって今ではとてもいい環境で仕事に取り組めています。仕事以外でも家族意識の持てる仲間たちに囲まれているので、この仲間たちと一丸となってこれからもどんなことでも乗り越えられると感じてます。
社員旅行もそうですが、球技大会など社員全員で家族みたいに楽しむ行事もあり、また、出張にも行かせてもらえ、自分自身の成長につながる機会がたくさんあることは本当に素晴らしいことだと思います。今後の私の目標は、信頼関係を築いていき、人望をつけることです。
いつかは独立して自分の城を持つことも夢ですね！
